福岡へお出かけ
おだやかな午後でした。 けっこう早くスイスイな鴨さん
福岡城跡地、鴻臚館前というバス停で降ります。
色づいた街路樹に見とれています。
濠を渡って、お城へ続くこの橋もその当時は木の橋だったんですね。
私鉄の福岡天神駅から降りて西へ向かう地名は、赤坂門、大名、大濠、大手門、
黒門と続きます。 普段から馴染みの名前で何気に口にするばかりでしたが、
今更ながら、福岡城に関連したものだと、当たり前のことに気づいたり・・
このあたりは、ハイセンスで個性的なお店が並ぶ、街歩きだけでも楽しい所で、
大名ときけばお洒落な雰囲気の代名詞のようなもの。
大きなお濠に囲まれた、広大な敷地が福岡城跡地です。 かつては平和台球場と
いうイメージが先に来てましたが、もうそれも今は昔。 その広い敷地は大濠公
園という巨大な公園もあり、美術館も構えています。 何も知らない若い頃
は、こんな都会の真ん中に、こんなにも広い公園があることを不思議がってまし
た。
ずっと以前のイメージは平和台球場への入り口の道だったけれど、本来は上之橋
というお城へ入る橋だった・・。
もう20年も前になるわけですが、福岡ドーム球場が建設されて平和台球場の歴史
は幕を閉じます。その6年前に外野席の改修工事の際に すでに破壊されていた
と考えられていた遺構の一部が良好な状態で発見されたのが、奈良時代に建て
られた迎賓館である、鴻臚館 - Wikipediaでした。
石垣の向こう側は
発掘調査の真っ最中
説明パネルが並んでました。 お城を作った稀有の軍師と呼ばれる、今福岡の書
店ではたくさん本が並ぶ黒田官兵衛です。
遺構が整備保存された展示館があります。
ここは宿坊だそうです。
雅なお方がこの同じ地に立っていたのかと思うとゾクゾクします。
石段を登っていくと
賑やかな声がしていました。
少年サッカーの試合をママが応援 遠くに屋根が見えていましたが、
歩く元気なく引き返しました^^;
広大な敷地が市民のための憩いの場として活躍しています。
こちら側はテニスコートとグラウンド
またバスに乗り、博多湾に面した百地浜に建てられた県立博物館へ
行きました。 今回、常設展示のフロアが全面リニューアルということで
ガラリと変わっていました。 これまでの固いイメージから一新して、
カラフルで明暗のライトアップもいい感じ。 金印の展示がクローズアップ
されていて、濃い説明でした。 後は、民族博物館風に博多人の生活がストーリ
ー仕立てで、その人物によるナレーション入りで展示されて、ちょっとホロッと
されられました。
県内の風習も
婚礼の水引飾り
節句のお祝い 博多おきあげ 張子の虎
これは、何かわかりますか?
1歳の誕生を迎えた日にこの中のどれかを ハイハイさせて選ばせます。
そろばんだったたら、この子は将来、商いの仕事を選ぶかも、そんな
占いをするお遊びです。 甥っ子の時も一応やってあげました。
電卓を取ったっけ・・?。 そして、かわいい草鞋をはかせて、特注した
お餅の上を歩かせるんです。 私たちが赤ん坊の時は、じいさんが達者で
暮らせよ~とか、言いながらやってくれたらしいです。^^)
第二回の九州一周駅伝のポスターがありました。 今年の62回目を
もってこの大会は終焉を迎えました。 終ったとなると、急に
これまで関心持たなかったのを悔やんでます・・。
いえ、相撲を見に行ったわけではありません。 隣のビルに用があって、
バス停から降りたら、ちょうど、終った時間で帰る人の列に遭遇でした。
田舎人の私は大勢の人ごみが見慣れないので、うれしいっす。
臨時バスは、永谷園のお茶漬け乗り。 あら、変換が間違ってでたけれど、
ちょうどシャレですかね。
イルミネーション ツリーに今年の初対面
こちらもちょっとした、カフェのようですが、
天神の繁華街の真ん中にできた大きな病院でした。
介護付きのマンションも中にあるようでした。
博多駅にも立ち寄って、いざゴーイングホーム。