空気を胸に
3年ぶり5回目のソウル なんとなく地味~に街歩きで終りました。
8回目の一人旅韓国、 お隣町感覚でこれからも定期的に訪ねて行きたい
という気持ちに拍車がかかってしまいました。それは喜ばしいことです。
街歩き2日目 地下鉄乗り継いで 宣陵(そんる)という駅でおります。
旅人の嗅覚でこっちだなと自信持って、この通りを渡って歩き出します。
実は勘違いして、さらにバスに乗って、江南へ行ってしまったあとまた、
気を取り直して戻ってきたところです。 バスの運転手さんは言葉のわからない
私にとってもフレンドリー。なんと缶コーヒーまで差し出してくれました。^^;
道を歩く方角にはそれらしき気配がなくて、ん・・?。 近くにいた
女の子に地図の場所を指差して、すいませ~んのポーズ。 すると、微笑みなが
ら正反対の方角を指差します。 あちゃ~! どこが旅人の嗅覚でしょう・・。
広い整備された公園のような敷地です。 緑の季節は散策で楽しめるでしょう。
辛うじて、カサカサになりつつも持ちこたえるもみじが・・。
雨も懸念した朝だったのに、このとおりクリアな空になりました。
手袋がいらないくらいの気温にも驚きます。
朝鮮王 成宗(ソンジョン)の御陵
朝鮮王朝時代初期の文物制度は成宗の代にほとんど完成され、民衆は建国以来最も太平聖代な歳月を迎えた。しかしこのような太平聖代は、成宗の治世後半に頽廃的風潮を助長したりした。
在位期間25年の間始終善政を敷いた成宗は、1494年12月24日に38歳で薨去した ウキペ
これ、江南です。 オッパガ ハンナムスタ~イル
ヨイド駅で降りてみます。
ヨイド公園まで続く道も高層ビルの群れ
広々した舗道だこと。
巨大で洒落たビル 見て行くのも楽しい
たしかにソウルのマンハッタンと呼ばれるだけある。
ヨイド公園は横に長い敷地でした。 日曜日とあって、賑やかでした。
国会議事堂が奥に見えます。
一駅先のヨイナルに行ってみました。 63シティというビルが夕日で
ピンク色に染まっています。 その高さはあまり実感されませんでした。
上ってみるつもりだったけど、ちょっと遠かった・・。風もだいぶ冷たく
なってきます。
漢江の向こう側にソウルの中心部が見えています。
すっかり日が暮れて、昌徳宮の前です。このそばで泊まります。
翌朝3日目、小道から出ると、昌徳宮の荘厳な建物が迎えてくれます。
屋根の端にはやっぱりひょうきんな小さな像がいますね。
北村(ペクチョン)というエリアは昌徳宮と景福宮の間の場所です。
貴族オーラが残っている感じ。 冬ソナにでてくる高校もあります。
大きな白樺並木を見ると やはり、緯度は高いんだなって思います。
左の建物、今回もまた月曜で閉館中か・・。この前を通過してタプコル公園
をめざしましたが、あえなく引き返して地下鉄に頼りました。延々と歩くのも
気が引けます。
ガイドブックに従って会賢という駅で降りて、目的地は安重根記念館です。
全くどこにあるかわかりません。 ここはちょうど南大門市場の出口あたりの
駅でした。 赤いジャンパーをきてウエスタンハットのガイドヘルパーさんが
立っています。 ツーリストインフォメーションを教えてくれました。
そこで地図とペンで道順を印してもらえました。
目立たない場所にあるだろうと勝手になぜか思い込んでいたので、
ソウル中心部の高台のてっぺんに、しっかりと建てられていたことに
それだけでショッキングなインパクトを受けてしまいました。 休館日は
ないと3年前のガイド本にはあったけれど・・。この日月曜はクローズして
いて、坂道をせっせと登ってきたぶんだけがっかり。
昔の城壁が再現されていました。
見晴らしのいいこと。 ソウルをこの位置から眺めたのは初めて。
いつもは博物館をくまなく回って忙しかったから、まだここに来たことが
ありませんでした。
あれは63シティの姿でしょうか?
安 重根(アン ジュングン)の像
記念館も想像してたものより大きかったです。どんな言葉が掲げられて
いるのか、次回はまた行ってみたいです。
公園からしばらく歩くと南大門へ出ます。
位置関係を知らなかったけれど、ソウル駅からすぐ前だったのか。
なんとなく歩くだけで3日目も終わりました。そのつもりでもいたかも
しれません。買い物する元気も予算もないし。 今回はそれで充分。
ゲストハウスに戻りました。 前回のソウルで使った宿。一泊1700円です。
キッチンで自炊できます。
早朝にここを出て、前の通りにある空港バスのバスストップへ。 ソウルでは
毎回このあたりに泊まったので、なじみの空気でした。 またくるからね~。
空港のカフェで チャジャミョン ジュセヨ
時間待ちに外国人向けのサービスコーナーで 手鏡を自作してお持ち帰り。
チェジュ航空のアテンダントがいます。
さよなら ソウルの空
ただいま 福岡の空
高速バス並みに これからは気軽に空を行き来していける時代になったんだな。
翼が平和の架け橋になることを願ってやみません。