韓国へちょい旅 3
海雲台(ヘウンデ)海水浴場へ続く国鉄の駅から列車に乗り込み
慶州(ギョンジュ)へ行く事にしました。一時間半ほどで到着です。
駅前の通りは野菜売りの人たちでにぎわっています。
唐辛子などの香辛料 辛い国ならではの盛りだくさん。 食べ物の違い
がパスポート無用の国境ですが、文化の違いを味わうだけの楽しい国境。
雑多な中のエネルギー 曇りのない生きる事への真摯な態度
昔ながらの人間の営みが私には美しく映ります。そういうオーラを
感じさせるんです。
商店街の路地へ何気に入ってみました。 チヂミを焼いているお店。
写真撮らせてもらったし、中で食べたくもなったし、入ってみます。
これでたしか、240円くらい。 日本で言うと、路地裏のうどん
屋さんで、かけうどんに、いなりといったメニューを食べるようなもの
でしょうか。定番の軽食。
駅前からつづく街の中心部を通っていくと、
ほどなく古墳群が出迎えます。
5ヶ月前に訪れた時はまだ、茶色をした古墳も今は、
緑に覆われていました。
とても鮮やかな色の花でした。写すのが下手でいけませんね。
何気に人物をいれてしまいました。
こちらを撮っていたんですね。 この天馬塚古墳は中を見学できます。
実際にここで出土した装飾品が見られるのは楽しいですね。
この古墳公園かなりの敷地の広さです。 見上げるような古墳の群れ。
古代の人々のオーラに溢れています。 海を隔てた日本の匂いも感じ
ないではないです。 九州の田舎の古墳のある町の匂いを嗅いで育った
ので。。
脱解王が住んでいた半月城へと足を運びます。
こぶがたくさんある大きな木でした。
旅行に出る前に緑に覆われた大きな木が
目の前に迫ってきたシーンが唐突に夢の中に出てきました。
この木が呼んでくれたのかな・・。
城跡は普通の空き地と変わらない様子になっています。
全体がもともと少し小高い丘のような地形です。遠くの見晴らしも
いい場所。 ベンチに座って、写真をとるのも頭に無くてぼ~っと
していました。歩きつかれた・・。^^;
曇り空のお陰で暑さも優しい。 城のあった丘を降りていくと
ここを背景にテレビドラマの撮影をしたという広告を兼ねたような
看板が立っていました。 (韓国ドラマも食傷気味ですのでスルー)
空はあやしい色になってきました。 歩く事10分くらいでしょうか、
国立慶州博物館です。 4年前に始めて韓国へ来たときに訪れて、
いたく感動したところです。 壁も床も大理石で光っています。
なんとも重厚な作りです。 建物は3箇所あって、本館のほうが
改装準備中で閉鎖。 二つ目の展示館へ臨時で移されて、かなり
見せ方もぎゅうぎゅうづめでしたが、疲れた足には好都合でした。
家族連れで大賑わい。 カメラ撮影にはいたっておおらか。日本なら
こうはいきません。 国宝をバックに誰もがイベント気分の写真撮りを
してばかり。まあ、こういうのもありかなと・・。
無理やりガラスケースに詰め込んでいます。
本来なら 広々したフロアで美しく飾られてるのですが・・。
写真も前回で、色々撮ったのですが、やっぱり手振れやピンボケが
多かった気がします・・。いつかアップできればなと、思いますけど。
あひるの水差しです。
ペンション風 チムジルバン すっかりファンになってます。
ヘウンデに帰ってきました。 これは地下鉄のホーム。 韓国の
地下鉄はガラスの壁で線路とホームを遮っている場合が多いです。
釜山駅へいく途中に市立美術館駅があるので、降りてみます。
Pusann Musum of Art 想像していたのと違い近代的で大きな建物でした。
たぶん公募展だったのでは、 賞のようなリボンのついた絵があるので・・。 個性的で一流の絵ばかりでした。 かなり感動!
こちらもカメラ撮り、いたってオープン。ちょっと信じられない感じですが・・。
みんな真近でハイポーズ写真をとっています。子供たちもたくさん
来ていて、スマホで取り捲り。 ・・・これもありかなと(汗)
私・・恐れ多くて、安易に写真に切り取る勇気なかった!小心者
おびただしい数の書の展示は上のフロア
いくつもある部屋のすべてがこの調子。写真では狭く見えるかもしれ
ませんが、結構広いスペースで、一枚ずつかなりの大きさでした。
船の出発までの時間つぶしと腹ごしらえ。 乗り換え駅の西面という駅
で降ります。ここは大きなショッピングエリアです。 バイキングを
やっているのを見つけて入りました。
福岡の港も近い頃、目覚めて窓を見やると、横長い雲が龍のように
見えてきました。
先のほうが細くなってるんですよ。
ただいま。 振り返ると太陽が優しい光を投げていました。