街に音楽が流れた日
お天気に恵まれた日曜日 近くにある禅寺 千栄寺の中へ初めて入りました。
以前もアップした写真と似たようなアングル・・。 空も同じく真っ青な色でした。
やっぱり中も仏教風の作りではないんですね。窓もちょっとだけステンド
グラスに似た色つきです。 オカリナとギターが演奏されてます。
JRの久留米駅から石橋文化センターまでの一直線のエリア 10箇所で
小さな演奏会やダンスパフォーマンスの舞台が設けられて
今年から初の試み 「くるめ街角音楽祭」が開催されました。
日差しがまた異様に暑い午後です。 沖縄から来たグループにぴったり。
市役所横の公園がささやかなメイン会場。ジュニアのダンスグループは
地元のダンススタジオがしっかりと育てていて、世界大会でも賞をもらった
のだとか。
通りをはさんで三本松公園 昔は作りが違っていて、放し飼いの
孔雀を上から眺めたりできました。今は風通しのいい公園に。
ここから、通りをまたぬけると古い教会へ着きます。
1918年施工 ヴォーリーズという人の設計のルーテル教会です。
九州でこの方の設計によるもので現存するのはこれが最古のもの。
95年経った今も変わらずに手入れが行き届いた現役の教会。
ルターによるこの教会は1893年明治の半ば過ぎに佐賀で最初に
日本での宣教が始まりその5年後に久留米へ、そして中央へと続いていきます。
クラシックギターの演奏 定番の名曲の数々が響き渡りました。
美しい音色を、これまた美しい女性の指先が奏でます。すばらしい
テクニックで! 最後の曲は「アルハンブラ宮殿の思い出」
胸キュンですね~♪
演奏会場は他にも明治の時代に名を残した地元輩出の二人の画家
の生家(保存管理され、観光スポットになっています)や街の中心部にある
神社、や公園で折りたたみの椅子を並べて行われています。
マンションが乱立して中心部の様子もその顔を変えていくこの街。
人が歩いて行き交うよりも たくさんの車の波が東西南北へ
と走りぬけるばかり。 アーケード街もその用を足さなくなって久しい。
そんな中でありながらも、小さな神社だらけだなあ、という印象も私の中
では大きい。 街づくりの中で敷地を大きく削られたと聞くものもあれ
ば、老朽化がいかにも放置されている感じの所もあるけれど、ちょっと
意識して見ると近所にはたくさん点在する。
フルート演奏を坂本繁二郎生家で聞く前に立ち寄った日輪寺
この小さな神社は前方後円墳の上に作られたもの。
弥生時代から古墳時代へと歴史が動いていった中、その激変を経て
作られたものがここにもひとつその足跡を残している。
4世紀の秘密を宮内庁が古墳発掘を禁止することで保とうとしていることを
どう考えたら良いんだろう。 どんな事実があったとしても、これまで
どおりのすばらしい歴史の国だと思うのだけど。
弟に対して、実は育てた母は継母で、彼に実母と兄弟がいることを絶対に口にす
ることを拒む父親。 「俺は絶対に言わん。墓場まで持っていく」と本人に
宣言した人。
父が自分の理想やプライドのエゴに執着していることに怒りを抱えたま
ま許せずに兄も弟も父と疎遠で生きていくのかと思うとちょっと淋しい思いと
このままで良いのかという思いに揺らいで過ごしたこの何年かがある。
石段を登ってお堂の前に立つと、壁にこんな歌が掲げられていた。
#おまけ
久留米のスタジオMJというスクールのダンスグループです。
ドイツ、イギリスの大会にも出たのだとか。
市役所前のステージで、目の前で見ていると 怪我しないかと
心配でハラハラし通しでした。^0^;