明日も風を
この4年くらいは、秋頃の台風シーズンにひどい雨風というものを経験していな
いこの土地です。 このところの異常な暑さもあって、今度の台風24号
は、反動ですごいのがやってくるのではと、全く雨風もない静かな時間の
中で、無駄にドギマギさせられました。 職場の休憩時間に皆の携帯が一斉に
警報の音を響かせるし(緊急避難場所のお知らせでした)。 業務もそれなりの対
応が行われていました。この日は市内の小中学校も臨時休校です。
台風情報どおりに21時ごろになって、急に強い雨と風が到来。・・そして、
さあ、来たかと思っているうちにもう静かな夜に戻りました。 被害がない
ことは、良かったことですね。 季節感もないけど・・。
帰り道 まだ傘はいりませんが、大気の圧力を感じさせる風が出てきました。
川の真ん中の岩にいつまで留まっていられるか、アオサギさん。
街の中心部から少し離れるだけで、もう回りは穀倉地が多くなります。
若い頃は田んぼの景色に心を留めることもなかったけれど、最近は
まじまじと稲穂を眺めているなんて・・。^^;
"実るほど、頭をたれる稲穂かな” 倍返し、土下座しろの世界とは違います。
伊勢神宮にお供えするこしひかりの田んぼが08年の台風で全滅だったところ
で、不思議なことが起きたといいます。 その田んぼに2本だけしっかりと立っ
ていた稲穂があって、見るとなんとそれが新種の稲の発見の瞬間になったそうで
す。 台風でも残った強い新種の稲が”いせひかり”と名づけられて、神宮に供え
ることができたのだとか。 ホントなんでしょうか・・。本当なんでしょうね。
ネットで取り寄せられるらしいので、今のお米がなくなったら注文しよう~♪
ちなみに家では玄米だけを炊いてます。 体にいいと聞きますが、私には合って
いるようです。
河を渡る橋の手前の横断歩道の真ん中をミニチャリと一緒に
歩いていました。左に気配を感じた瞬間、車がにゅ~っと、視野に
入ります。思わず愛しのチャリを手放してポンと前に倒しました。
そして体を後ずさりしたスレスレの膝のところで車が停止。
考え事していて、車が右折してくる方向を見ていませんでした。
その車も前方不注意です。 幸い、狭い見通しの悪い場所なので、速度が
なかったために、こんなことで済みました。 考え事は父のことでした・・。
車を見ると、大きなサングラスの女性。手でゴメンのジェスチャーのまま
行ってしまいました。 あのあたりは一つ先の大きな交差点でよく車が接触事故を
起こすところなので、いつも渡る時は緊張しないではいられないのですが、
小さいほうの横断歩道なので、油断してると、こんなことがあるんだなと、
自省しました。 わずかの差で怪我していたら、うー・・仕事で迷惑かける
と思ってヒヤリ。 先日もスタッフの人はスーパーの駐車場に止めている時、
後ろからドン。そして一週間の休みに。 老人ドライバーのアクセル踏み違えの
ためだそうでした。 こちら側が防ぎようのない事故ではあります。
紙一重の世界で生きていることを普段は忘れられていますが、生きていられる
ことは奇跡の連続か・・。 人は感謝を忘れちゃいけませんね。 ハイ (^0^;
きのうは久しぶりに図書館へ 帰る前に続いている敷地のお庭を
ちょっと一回りしました。
よく、ここで写真撮りを見かけます。
地元の情報誌の表紙に、応募した女の子が選ばれてハイポーズ。
カメラマンもかわいい女の子。
すすきを見れば一気に秋ムードに。
並んで泳いでいたのにシャッター押した時に離れてしまいました。
別にスクープ写真じゃないのよ、カモさん!
蓮の葉 モネの絵を連想します。 10代の頃は19世紀のヨーロッパ絵画
がとても好きでした。 30代で念願叶って、現地の美術館で
実物たちと会った時は、懐かしい自分に帰る思いで、暖かい気持ちで
いっぱいでした。 そのころまだ慣れない海外一人旅の心細さも
これがあったから出来たようなものです。
エンジに黄緑の縁取り なんてお洒落なんでしょう。
自然が見せる色とデザインが美を知らしめてくれるものですね。
昨日も 長袖では暑くて困る日差しでした。たどり着く太陽光に異変でも
起きてるのかと思いたくなります。 空気の層がどうのとか・・。火気の
そばにでもいるような熱。何か変だなあ。 今朝は低い雲が動いている空
でした。 そして、明日は・・。また風を吸って生きていたいです。\\^o^