たよりない思考
はしゃいだあとの夏の夕暮れは、急に物寂しくなったり。子供の頃は時間の空気感
と密着して過ごしていたものでした。気温や空の色の変化を全身でうけとめて、
はりつめた心。 未来と言う未知の世界へのあこがれと、畏れは一つのものだった。
そして必ずそこには、愛したい、愛されたいという正体不明のエネルギーがつきまとう。
一人では生きていけないように、あらかじめセッティングされた人間という種。
(急に話が拡大) だから、つんつるてんの赤子で、この世に生まれ出てくる。
誰かが世話をしなければ、命は簡単に途絶えるだけの弱い存在だ。 そんな弱い
生き物が、愛情という見えない力を与えもらい、息を呑むようなこの緻密な世界を
作り出している。
何を言いたいというわけでもなく、空間に浮かんだような気分で、心をなだめている
私でした。 できれば脳みそがしっかりと逞しく思考させてほしいのですが、
算数が苦手な子供時代にそのまま怠けて、脳を鍛えなかったツケを払って、今生は
終わりそうです。*^0^* まだまだ生きてく気まんまんですが