breathdiary

                       

   

なんだか・・ねぇ Part 2

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            これで辛い事忘れるの!

 

留守電に帰ったら電話をくれ、というメッセージが一度ならず2度も続けて入っていたりすると、ん?何か大事件かな・・。なんてちょっとヒヤッとしたりする。親戚の誰かが死んだかななんて。 今回のは兄嫁のお父さんのことだった。

今年春 めでたく赤門をくぐって、合格発表を目にした甥っ子くんのもう一人のおじいちゃんは94歳になる。 品川の陸軍駐屯地で軍人さんだった人で、あのカクシャクとした言葉づかいはその名残かな。 さすがに目が弱ったとはいえ、毛筆書きの年賀状を兄夫婦の結婚以来欠かすことなく送ってこられた。 意識だけはまだシャンとしておられたのに、何ヶ月か前に 息子さんたちとの温泉旅行で旅館の玄関の段差でつまずいて、軽く足を痛め、病院で診てもらった。骨折もなくよかったと思ったのもつかの間、検査をすると、体に癌がみつかり、余命は半年だと医者に告げられたらしい。 それまでがどうにか元気にして、同居を受け入れずに老夫婦ふたりで昔からの古い家で、自立生活を送ってきたという人だった。 だから高齢で覚悟しているとはいえ、突然の話に私も心が波立った。 義理姉の別れを覚悟する気持ちの辛さを思って、胸が痛む。

以前、「私のあこがれのお父さん」とおどけて私は姉に言ったりしていた。 おどけながら、淋しく思いながら・・。 

命が旅立つ別れ、親を見送ること、皆必ず一度は通る辛い試練だなぁ。 来週末に見舞いへ出かけていくことになった。

”父” ネタが連続でした。