breathdiary

                       

   

かなりマジになった一週間

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 すぐそばの身近な人物が盗癖者だと判明した。去年の12月に入職した人で、綺麗な字をかく笑顔も受け答えも平均的な30過ぎの女性。おとなしい反面、派手好きなところもあって、身につけているものが過剰気味ではあった。体調不良も多く、欠勤が目立ち、勤務について問題視されていて、犯人はこの人だと、誰もが思っていたが、この件ではうやむやになりそうな時、ある人のクレジットカードの不正使用が発覚したことで、やっと、本腰で動くことになる。

カード名義本人が出向いて、対処の仕方を警察の相談窓口に仰いで、とりあえず、購入店へ、直筆の署名を開示してもらい、筆跡を確認した。店によればすでにクレジット会社は、警察を介入して、防犯カメラの録画まで入手しているとのこと。 その情報が職場の上司に伝わった翌日のこと、彼女は呼び出されて、問いただされて、あっけなく事実を認め、即そのばで、依願退職になり、現場からシャットアウトされた。

有資格者だったからというのがあって、信頼し油断していたと思う。 無理して苦しそうに笑顔を作る人だった。 悩んで満たされていない感じもわかっていた。 けれど、発散するわけでもなく、喜怒哀楽の”怒”が抜けているような人。 ”怒”のかわりに見せるのは、常に見せる、しわくちゃの苦笑いのようなしかめっ面。

精神を病んでいたとしか思えない気がする。 まわりは冷たかったといのは確かだ。
甘くしてやれるだけのところへ本人が必死で登っていく努力をすべきだったのでは。
けれど、上司たちは警察沙汰にはしたくないらしい。温情半分、不祥事を出したくない思い半分かな・・。