breathdiary

                       

   

遅出の朝

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 やっと大降りの雨がお目見えした。雨音のざわめきを耳にして、思わず外を見たくて、ベットから起き出したのは、目覚ましのベルが鳴る前。 いつもと違う白く煙るほどの雨を眺めて、出勤の時間でないことを幸いに思ったり、もしずっとやまなかったら怖いなとわずかに緊張したりする。  この分だと何事もなさそうではある。・・かな。また大きな雨粒になった。 いやいや、一瞬で終った。

 

目が醒めたのは、それだけではない。またリアル夢。ちょっと切なくて、いじきたない夢。バイキング料理を母のために一生懸命取ろうとするけれど、あれもこれもと終われなくて、ずっと待たせている。席がずっと遠くで、心配しながらも帰れない。 戻ろうとしたら、なぜか外に出ていて、山道。 すぐそばは崖になっている道をどうやって歩こうかと戸惑っている私。 映画でもみるようにリアルなので、それが気味悪い。 

 

 アルコールはコンビニで手を出さないでがまんしている。でもスナック菓子は口にしてしまう。あのカリカリという歯ざわりを好んでスッキリする。 昨日は何時頃にじゅうたんの上に横たわったんだろう。そのまますぐ熟睡していた。体も脳も衰えているのか、衰えさせているのか・・。 常に頭が詰まった感じがする。

 

時間はあるものではなくて、作るものだとこの頃切に思える。自分から進んで動かない限り、時間は出来ないということ、現実の厳しい事実だな。→気づきが遅い。

 

  おとといの日曜の夜のこと。ふとコンビニへ足が向いた。ちょっと小腹がすいたので、おやつを買いに行きたくなったのだ。 アパートの前には道路が整備された5年ほど前に道路脇に作られた花壇用のスペースがずっと手入れなしに放置されている。 
やっと今年なって、その雑草しかない花壇に見栄えのいい植物が植えられるようになって少しずつ体裁が整いつつある。

その日コンビニから戻ると花壇に入り、小雨の中、カッパを着た人が花を植えている。こんな時間に一人での作業に、思わずありがとうございますと声をかけた。 出入り口の目の前なのでそこはいつも目に飛び込んでくる場所だ。 よく見ると女性だった。近所の方かも知れない。

 

笑顔で向こうも話しかけてこられたので、あとで聴いてみればなんと国土交通省の係長さん。今お金をかけずにここまでやれるいうことを証明してみせたいとのこと。 葉肉植物といってそれを植えると雑草がかなり押さえられるらしい。 

一部の花壇でそれを実験的に行っていますという小さな看板とともに整備されているのは見ていたが、その方の話では、ここの花壇がそれがないので苦情の電話がきたとおっしゃっていた。 実際とても見苦しいままだったので見るたび胸が痛んでいた。

 

しかし小雨の夜にご苦労様なことで、部屋に戻ってコーヒーを持って行った。少しお話をして、名刺と携帯電話まで教えてくれた。ここは自由に手入れをしてもらっていいし、苗がいるときは、取りにくればさしあげますとのことだった。 ara -kan(もうすぐ還暦)ですよと、笑う、すがすがしい方でした。

な~んだ、それならそうと、早くに何らかの形で告知でもしてくれてたらよかったのにな。勝手に触るのはいけないだろうと思い込んでいたけれど一度だけ雑草を取ったことがあった。 

背が高く伸びた草はあきれるくらいに根がしっかり張っていて、土仕事ってこんなに疲れるのかと思ったものだった。  今はもうそれは綺麗に取り払われた。小さな雑草ならと・・。私やりますと言うと、百均で買ったものだと言って使っておられた道具をくれた・・。^^;