breathdiary

                       

   

梅雨三昧

 

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雨が落ちてきたのは昨日の午後から。映画でも観ようと近くのTジョイまで歩く。

途中の小道に入ると小さな畑があって、この時期になるとレンコンの堀になる。敷き詰められた緑の色が目にとても優しい。

日輪時という寺のアジサイの大きな木に咲いていた花も撮って見た。この寺は日輪時古墳の上にそのまま寺を作っている。臨済妙心寺派とか・・。京都に行って訪れたことがあるなあ。 古墳の斜面に作った石段を登ると小さなお堂が。横に回ると古墳の中を見学できる鉄の扉があった。 寺の人に声をかけると鍵をあけてくれるとのことで、今度また来てみよう。

近くには画家 青木繁の同級生であり、同じく絵の道で共に過ごした坂本繁二郎の生家があって、市が見学できるよう整備している。青木の生家も同じく見学できて、明治時代の実際の住居として、体験できるのも貴重である。

 雨がじっとりと窓の外を潤してるな。風もなく、静かに垂直に微かな雨音と共に落ちてくる雨を眺めるのは気持ちが和む。「目で観る音楽のようだ」この台詞がちょうどぴったりはまるなあ。これは、昨日の映画にでてきたもの。 今雨足がどんどん小さくなっていく。なんだか静けさが淋しくなる。

 

今回の映画はやっと感動して泣けるものにあたる。4月には3本観た。一つは3Dのタイタニックを10年ぶりに。映画館で観るのは、だから4回目だ・・。今年で事故からちょうど100年だと言って、イベントなど催されていたようだ。映画館の3Dは初めてだった。観ていると気づきにくいような細部までがどんどん目に入ってくるという忙しさだな。  あとの2本は、計らずして、どちらも老年の痴呆症がメインに織り込まれたものだった。そうだとは知らずにどちらも選んでしまっていて、期待してたものとは違い、はずれ。途中で帰りたかった。

昨日観たのは始まって5分もしないうちからもう、心が揺さぶられて来たのが分かった。 

 ”夢は叶わないからとあきらめるのではなく、叶えようと努力することにこそ価値があるのではないですか!” こう叫ぶシーンで嗚咽状態。終るまでほぼ顔が泣きのモード。私のほっぺたも小雨模様でした。^^)

 

「道ー白磁のひと」  ・   インタビュー ・  浅川巧