breathdiary

                       

   

空の印

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昨日から空は雲一つない澄んだ色を見せて春の光がまぶしくて、感動させる。週末は雨に降られてせっかくの一年ぶりの親戚との再会も車のフロントガラスを叩く雨がうっとうしかった。翌日からの好天、先祖参りも気持ちよくできただろうと嬉しく思う。ちょうど一年前のこの日は兄と父が40数年ぶりに顔を合わせるために半年間、じっと待つのもやっと終った日。乗り気でない双方の間にたって、心配を重ねてきたのは家族の女たちだった。 大きな節目の思い出深い出来事が作られた。 今日はそんな事を祝ってくれているような空の輝きだと自分で受け取っている。問題はまだ少し残ってはいるけれど。  昨日の夜には金星と月と木星が一列に並ぶと聞いていたので、玄関へ急いでドアを開けた。外の空を眺めようとして目を向けた瞬間に思わず息を呑む。 すぐ目の前にあまりにもクリアな輝きで少し斜めに並ぶ星たちが私を迎えていたのだ。 ちょうど天満宮の神社の真上、このドアの真向かい。すごいシチュエーションだもの。うっとり眺めているけど、空気が刺すように冷たくて、あまり長い事見ないで戻った。空気の寒さに冷えるのを恐れて。 弟と再会を果たした年の正月には川をまたぐみごとな180度の虹を見たし、この3つの星の並びを見た私は、今年何かを成就させるに違いない。

写真にはあの輝きは写せなくて残念・・。