breathdiary

                       

   

■やっぱり寒い

天皇陛下の心臓バイパス手術は先週末無事に終った。それと重なってのこの冷え込み、冬の厳粛な寒さに身が引き締まる。この2月の時期の寒さがむしろ逆にめずらしい感じを覚える。今朝も霜が降りた様子を眺めながら、曇った空に冬の色を見ている。それでも日中になるとすっきりした青空もくれるというあくまでも、優しい天気ではあると思う。 韓国へ4回を数える一人旅をしてから耳にしてきたあのリズミカルで元気のいい韓国語へとても親しみを覚えた。それまでまともに聞いたのはデパートの案内のアナウンスくらいだったし興味もなかった。韓流ブームも全く同じく気に留めていなくて、それが私の中に訪れてきてからやっと2年というところかな。 冬ソナ体験は季節とは真逆の暑い夏のこと。でもしっかりかじりついて毎日見続けるしかできないような状態。感動して泣ける自分に酔わされるところ、心憎いばかりのストーリ作りで惹きつける天才的な脚本だな、韓国ドラマって。それに見合う俳優の容姿、演技、衣装、そして台詞の内容。あ、そうそう冬ソナはとくに音楽もだったね。 この今の寒い冬に耳に流しているのはその曲でぴったり。

きのうは母方の祖母の命日だったと思う。母は祖母が亡くなった年齢も軽く超えて元気にしてくれていて本当に有難いことだ。今月に入ってから歯の治療で手間取ったり、駅で段差につまづいて痛い思いをしたり、風邪もひいたりと小さな災難続き。大事に至ることなく過ごせた事がひたすらに良かったのだと思う。その駅は母の生んだ末っ子と1ヶ月半まえに、40年ぶりの再会を果たした瞬間の場所である。 韓流ドラマは親子の生き別れを盛り込んだ話も得意のようで、それを見ながら、自分の家族ストーリへの揺さぶりをかけてもくれていた。 弟と母を会わせるのは私しかいなかった。