breathdiary

                       

   

ファジーな空とごちそうさま

チキンが焼け始めてジューシーな音が増してきた。

時計は夕方の6時を回っている。朝の景色といわれたら信じてもいいような

何の差もない色をして、空気が佇む。 落日のドラマは閉じられたままの

幕の中で見えない。

 

私は鶏肉と魚貝類は好きだけど 牛と豚は食べる気がしない。 

こういうと、大抵の人は、眉をひそめる。

 

職場に、鳥、豚、牛が子供のときからずっと一切受け付けない、食べられないという不

思議な人がいる。体つきは均整がとれて健康そのものという感じだからだ。

 

ちょっとだけ仲間 ^^;  

私の場合は 嫌いというわけではなくて、食べない事にしている。

なんで?と聞かれるたびに ちゃんと説明ができていない。 

一言 あるとき本を読んで影響を受けたからと答える。 その先は日常の雑談のセリフ

にはどうしてもならない。  

もともとの性格も論理的な思考に向いていない。 感覚人間、情緒的人間の域から出た

がらない自分がいる。 社会性で言えば、こんなところで遅れを取ってしまうといえ

る。 わかっているけど、こんな自分がまた好きなので困る。

 

兄弟構成や両親との関わり方、引き継いだ性格とか、子供の頃に染み付いたものは自分

の影となって、ずっと後ろにあるのではないのかな。 3つ子の魂百までってこのこと

か・・?。

 

5月の初め、そう子供の日に お隣の部屋へ引っ越してきたというので挨拶にきたのは

ハンサムな若いパパだった。 ママと赤ちゃんは置いて来たようだった。そういえば子

供の泣き声が最近聞こえたと思っていた。 お菓子まで頂いた。 いやー、感心なこ

と。  

その後久しぶりに同じ階に長く住んでいた反対側の端の部屋のママと階段ですれ違っ

た。 3人目の男の子も生まれて一年過ぎようとしていたけれど、今度はこちらが5月

末でお引越だと言う。 

いつも挨拶してちょっと話す程度だけだったけれど、最後の日には箱の包みを頂いた。 

いまから開けてみよう。

ありがとう お元気で。新しいお家でお幸せに!

 

夕飯終了 ご馳走様でした。\\^0^