小さな旅ノート 2
6日は月が地球に再接近して輝きを増すスーパームーン
と呼ぶ月だった。5月の満月はそれでなくても神秘的な
何かがあるらしいというのに、思いで深い月見となる。
この時期に信じられなかったけど、蛍の光を探しに宿の
オーナーの毎晩企画してくれる、散策ツアーに参加した。
目をこらして見てもとても見えそうにないとあきらめて、
折り返してまもなく 草むらの中のはかないその発光が
確認できた。 うきうきして薄暗い中を参加者とそぞろ歩く。
ペアレントのRさんが立ち止まり、真上の星を指差して、名前を
教えてくれる。ちょうどその場所、期せずして、山の頂が木立の
切れ目でしっかりと視界に現れている。 満月のことに話が触れた、
とその時だ。山の頂は白く淡い光を放ち始めた。みるみるうちに
少し赤みを帯びた光を放つ月の顔が見え出した。 太陽が昇る時のようなあんな
月を観るのは、初めてだし、これからもあまりないと思う。
きれいな器の洒落た手料理が出る。美人の奥さんが
ボランティアのガイジン学生さんを従えて用意してくれます。
夜景がきれいにはまる窓
末っ子の女の子を抱くRさん
早朝に散歩した。
バスで由布登山口まで行った。雄大なオーラに
包まれてすべてを忘れそう。細胞ゆるむよ~
列車の窓から
川の上を泳ぐこいのぼりを見た。さよなら
湯布院